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2011.07.18

歯ぎしりのタイプと対処法

【歯ぎしりの仕方は3タイプに分かれます。】


1つは、上下の歯を擦り合わせる一般的によく考えられる歯ぎしりです。
下の顎が左右にすばやく動いた状態を繰り返します。
音は「ギリギリ」と出ます。この動きは起きていて意識があるときに動かそうと思っても、再現するのは難しく、無意識に早く、大きく動かしている人が多くみられます。

2つめに、上下の歯をぶつけあうタイプの歯ぎしりです。
下の顎が上下にすばやく動く状態を繰り返すため、「カチカチ」「カンカン」といった音が出ます。
軽くカチカチ当てる人から強く歯を当てる人まで様々です。

3つめに上下の歯を強くかみ締めるタイプです。
上下の歯を力を入れてぎゅっと強く噛みしめた状態で睡眠しています。
顎に大きな力が入っていますが、音はほとんどしません。
自分の体重ほどの力で無意識に咬む人もいます。


この3タイプの歯ぎしりを全部する人もいますし、人によって様々です。
いずれにせよ、歯ぎしりは歯や体の健康にとってあまりいいものではありません。
もしまわりに歯ぎしりが心配な人がいたら指摘してあげることが大切です。

【歯ぎしり防止法としては、睡眠姿勢を正すことが重要です。】


良い睡眠姿勢は上向きで、鼻呼吸による深い呼吸が自然にできることです。
よい睡眠姿勢が、らくに上手くとれるような寝具や枕を整えることも一つの手でしょう。
上向きに寝た時に、自然に立っている時のように背骨が適切なS字形カーブを描く状態になるよう、枕とベッドなどを選ぶと良いでしょう。

そうした自分自身にベストな姿勢を保てる寝具では、上向きで眠れやすくなります。
また、気道が開いて呼吸がスムーズにできるようになるため、安眠効果もあります。

良い睡眠姿勢を保つため、やや長めの睡眠時間をとることもよいでしょう。

仕事の緊張や疲れなどで体が固くなり過ぎているような時は、気持ちいい程度の体操をしたり(過度な激しい体操は禁物です)、やさしくマッサージするなどしてリラックスし、体をやわらかく、ゆるんだ状態にもどしましょう。
そして、昼間の難しい出来事、悩みなどは眠る時には考えないようにし、入浴やアロマの香りなど、自分の好きな方法でリラックスしてから気持ちよく眠りに入るようにすることも効果があるでしょう。

立川活き活き歯科トップ
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