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2025.09.18

~“様子見”がトラブルのもとになることも~

春から夏にかけて行われる「学校歯科検診」。
検診の紙に「要注意」や「経過観察」と書かれてくると、
「すぐ歯医者に行くべき?」「経過観察ってことは様子見でいいの?」と悩まれる保護者の方も多いと思います。

今回は、そんな学校歯科検診の“要注意”が意味することと、取るべき対応についてお話します。


◆「要注意」ってどういう状態?

学校検診では、虫歯や歯ぐきの状態、歯並びなどをざっとチェックしています。
「要注意」とは、以下のような“今すぐ治療は必要ないけれど、このまま放っておくと悪化する可能性がある”状態を指しています。

例:

  • ごく初期の虫歯(C0C1

  • 歯肉炎(歯ぐきの腫れ・出血)

  • 歯並びの問題(噛み合わせ、顎のずれ)

  • 要観察歯(永久歯の生え方に注意が必要)


◆「経過観察=放っておいてOK」ではない!

「経過観察」と書いてあると、「じゃあ様子を見ておけばいいか」と思ってしまいがちですが、
実際は“定期的に歯科でチェックを受けましょう”というサインです。

検診はあくまで「短時間での目視」が中心なので、
細かい虫歯や、進行状況までは正確にわからないこともあります。
歯科医院でレントゲンや詳しい検査を受けることが大切です。


◆歯科医院で診てもらうメリット

  1. 小さな虫歯を早めに治療・予防できる
     → 痛みが出る前に対応できれば、治療も最小限で済みます。

  2. 歯ぐきや噛み合わせのトラブルもチェックできる
     → 成長期のうちに気づけば、将来的な矯正治療の計画も立てやすくなります。

  3. 定期管理で、お口の健康を守りやすくなる
     →クリーニングを定期的に行うと効果的です。


◆早めの受診が安心のカギ!

学校検診の結果票を持ってこられる方の中には、
「もっと早く来れば簡単な処置で済んだのに…」というケースも少なくありません。

「特に困っている様子がないから」「痛がっていないから」と放置してしまうと、
気づかないうちに虫歯が進行していたり、噛み合わせが悪化していたりすることも。

とくに乳歯から永久歯に生え変わる時期(612歳)は、お口の中の変化が大きい時期。
小さな「要注意」でも、油断せずに一度歯科医院で確認しましょう。


◆まとめ

学校検診の「要注意」は、“気をつけて見守ってください”というサイン。
決して“何もしなくてOK”という意味ではありません。

お子さんのお口の健康は、今後の食事・発音・笑顔にも影響していきます。
ぜひこの機会に、歯科医院でのチェックを受けてみてくださいね。

 

 

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■ 立川駅北口の駅近く、曙町にある地域に根差した歯医者さん(歯科医院)を目指している、立川活き活き歯科クリニックです。 立川周辺はもちろんのこと、都内外からも多くの患者様がお越しになります。 虫歯治療(可能な限り痛くない・削らない・抜かない)、予防歯科(歯周病治療、口臭)、 入れ歯治療(痛くない、目立たない)、歯列矯正治療、ホワイトニング(白い歯、黄ばみ)、インプラント治療 に加え、最新のセラミック審美治療(TVでおなじみのコンピューター3Dプリンター治療)及び、噛み合わせ整体治療を 行っております。 尚、訪問歯科として、 地域医療に貢献できる歯医者そして歯科医院を目指して、地元のみなさま (立川、国立、国分寺、武蔵小金井、日野、豊田)のお口の健康をお守りするお手伝いができればと思っております。

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