金属アレルギー

近年、金属アレルギーによって身体に様々な症状を起こし、悩んでいる方が増えています。

そもそも、金属アレルギーとは金属から発生する金属イオンが原因で、様々な悪影響が出るアレルギーのことです。

金属アレルギーと聞くと、ネックレスやイヤリング・ピアスなどで皮膚がかぶれる症状をイメージされるかと思いますが、皮膚がかぶれるのは、金属アレルギーの症状の一つにすぎず、他にもたくさんの症状があります。

金属アレルギーでは、次のような症状があります。

・頭痛やめまいがよくある

・肩こり、疲労感、なんとなく不調が続く

・蕁麻疹や発疹が出る

・集中力や記憶力の低下、物忘れが増える

・他のアレルギーが増えた

・金属のアクセサリーで皮膚がかぶれる

・歯医者で治療後（銀歯を入れたなど）に症状が悪化

等があります。

実は、これらの症状の原因がお口の中にある金属の可能性があります。

金属アレルギーで怖いのは、歯の詰め物や被せ物（銀歯）の金属が溶けて体内に蓄積して炎症を起こすことです。

お口の中の金属は常に唾液にさらされており、年月をかけて溶けていきます。

その溶け出た金属イオンが体内に蓄積され、炎症を起こし、何かの拍子に突然体調不良を起こします。

体内の炎症により体には多くの異変が出ますが、「皮膚がかぶれる」などの表面上にでる症状でないとなかなか金属のせいだと気が付かないことが多いです。

安易に歯科治療で金属を入れたことにより、気が付かないうちに体内で炎症を起こし、将来的に身体に異変が起きることもあるのです。

当院では、金属を除去したことにより体調が改善していった患者様が多くいらっしゃいます。

身体の不調等でお悩みの方は、ご自身のお口の中に金属があるか確認してみてください。

また、お気軽に当院までお尋ねください。